さやかと杏子が同時に退場、ワルプルギスの夜相手にほむら一人でどう対処するのか。
ほむらを見かねてまどかが遂に魔法少女になるのか期待です。
過去話が始まった
時間を操る魔法少女であるほむら。
ものの数十秒の時間停止だけではなく、タイムスリップに近い能力があるのでは・・・と巷でささやかれていました。
これ当たりだったみたいです。
厳密には過去じゃなくて同じ時間の繰り返しですね。
当初のほむらはメガネに三つ編みとかなり風貌が違います。
まどかは既に魔法少女だった
魔女に襲われたほむらを助けたその人こそ、この世界で魔法少女となっていたまどかとマミ。
まどかにもビックリですがマミさんの活躍がまた見られて嬉しい限りです。
タイトルに「魔法少女まどか★マギカ」とありながら、一向に魔法少女にならないまどか。
流石にあんなの見せられたら契約する危難で失せるでしょう。
しかし流石に魔法少女にならないまま終わると言うのは物足りない。
そう思っていたのでこのやり方は上手いですね。
出会いをやり直したい
しかしこの回ではほむらはずっと契約しません。
そして最後にマミとまどかが殺されてしまう。
悲しみに暮れるほむらの前にキュウべえが契約を持ちかける。
彼女の願いは時を遡ってまどかとの出会いをやり直す事だった。
こうしてほむらは魔法少女となったんです。
最弱の魔法少女
時間止められるなんて最強じゃね?
ところがほむらには魔法少女に取って大事な「魔法の武器」が無かった。
例え時間を止められても、攻撃手段が無くてはお話になりません。
手製爆弾、拳銃、マシンガン・・・
まさか爆弾を自作するとは思いませんでした。
更に時間停止能力を使い、ヤクザの事務所や自衛隊(米軍?)の武器庫に侵入して火器を調達。
あれ魔法で出したんじゃなくて普通の武器だったんですか。
しかしメリットもあります。
通常兵器なら魔法の消費は最小限に抑えられます。
ソウルジェムが濁って行くのを防止できる訳です。
上手くいかない
一人だけ時間を遡っていく過程でほむらは魔法少女として成長していきます。
同時に魔法少女の秘密を数多く知る事になる訳です。
しかしループしているのは自分だけ。
魔法少女は魔女になるといっても誰も信じてくれません。
1.マミとまどかがワルプルギスの夜に殺されるEND
2.ソウルジェムが濁り切ったまどかが魔女になってしまうEND
3.さやかが魔女になってしまい、これを殺害。
魔法少女の将来に絶望したマミが無理心中を図り杏子を射殺。
そのマミをまどかが射殺。
ワルプルギスに敗れ、魔女になりたくないというまどかをほむらが射殺という最悪のEND
4.誰にも頼らないと単独でワルプルギスの夜に挑むも敗北。
その場に居合わせたまどかが魔法少女と契約し、ワルプルギスの夜を倒すも魔女化するEND
次にやり直すときは、私を魔法少女にしないで欲しい。
まどかの望みを今度こそ叶える為にほむらは再び時を遡ったんです。
視力を魔法で回復させて眼鏡を外し、三つ編みを解いたのは決意の現れでしょう。
そして第1話に繋がった
キュウべえをまどかに近づけさせてないために追っている最中にまどかが現れる。
今度こそ約束を果たすと意気込むほむら、というところで次回です。
ほぼ全ての謎が明らかとなり、時系列が繋がった見事な展開ですね。
伏線投げっぱなしアニメが多い中でこの構成力は素晴らしいです。
まるで「四畳半神話体系」を見ているかの様でした。
またループ回ながら飽きの来ない演出だったのも良かった。
悪名高い涼宮ハルヒの憂鬱「エンドレスエイト」はアニメスタッフにも声優にも視聴者にも苦行でしかありませんでした。
毎回面子が変わって、バッドエンドにしても多彩なパターンで魅了されました。
ほむらがマミとさやかに冷たい訳
二人とも正義感と使命感が強過ぎるからではないでしょうか。
それだけに魔法少女の正体を知ったとき、精神的に耐えられなくなる。
割り切りの良い杏子を当てにする理由が分かった気がします。
あとまどかと倒れ伏すほむらは色っぽかったです。
次回は魔法少女まどか☆マギカ 第11話 『最後に残った道しるべ』です。
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