バカ!?アンタの方が弱いんだからしょうが無いでしょ!!
何というか、ネタ満載の戦闘回でした。
一夏は銃に向いていない、姉も剣一本で世界一になった。
そんな訳で一夏の武器は剣だけです。
この会話を聞いて漫画「拳児」に出てきた言葉を思い出しました。
「千招を知るものを恐れず、一招に熟練するものを恐れよ」
いろんな技を使う器用貧乏よりも、一つの技を極限まで極めた人物のほうが遥かに厄介だという意味です。
でもそれは同じ武器で戦う場合の話です。
ISが弾よりも速く飛べない限り、セシリア戦よろしく接近出来ずに集中砲火食らいそうです。
序盤の戦闘は良かった。鈴音の青龍刀二刀流と不可視の衝撃砲はなかなか迫力がありました。
しかし二人の戦闘は第三者の乱入で水入りとなります。ここからがある意味凄かった。
●IS学園の警備ってザル?
乱入者を許した上、システムにクラッキングを食らい迎撃も出来ない。
ISの強さを妄信し過ぎて脇が甘くなったんでしょうか。IS乗って飛べない女はただの女なのに。
●とても無人機に見えない
動きが機械的だから無人機じゃないか、と一夏が言い出します。
この真ん中の人っぽいのは無視ですか。
結末を知っている原作者じゃなきゃ導き出せない結論だと思います。
メタな発想を作内の人物に持たせちゃ拙いんじゃないでしょうか。
●ISは無いけどノコノコ出てくる箒
すいません箒さん、戦闘の邪魔です。しかも何かアドバイスがあるのかと思いきや、
「男ならそのぐらい倒せ!!」
根性で何とかしろと言いに来ただけ。おまけに敵に目を付けられました。
●俺は関わる人全てを守る!!
一夏は昨日今日IS乗り始めたばかりの初心者なうえ、基礎知識はまるで無いド新人です。
なのに世界の命運を握っている英雄みたく振舞っているのがちょっと痛い。
そして威力が強過ぎる奥の手だ、と出した必殺の零落白夜は敵に致命傷を与えられない。
大口叩いて勿体振りながら出した必殺技が通じない。
呆然となりました。
●セシリアはいつ一夏と打ち合わせしたんだ。
これにはぶったまげました。敵IS襲撃に対し、セシリアは即時出撃を申し出たんです。
ところが前述のクラックで身動きが取れない上、千冬に集団戦が出来ないからと散々に言われて却下。
なのに唐突に一夏が、
「狙いは?」
「完璧ですわ」
いきなり出てきたセシリアが狙撃。
俺の剣で倒す→敵を足止めしてセシリアがトドメを刺すオトリだったぜ!!
という展開が何の伏線も打ち合わせも無しに発生。
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
いくら見直してもどうしてそうなったのか分からない。
ニュータイプよろしく心で会話でもしてたのでしょうか。そして、
セシリア、お前の機体は多数向きだ、多数の側に入ると邪魔になる(キリッ)。
千冬の目はフシ穴か。
そりゃ強いIS乗りが教えるの上手とは限らないけどね・・・。
●俺達の戦いはこれからだ!!
セシリアの銃撃でも敵ISは倒れない。
更に一夏にビーム発射。そしてこれを避けるどころかまともに食らいながら敵に突進。
とっくにシールド切れているんじゃないでしょうか。
まるで「ご愛読、ありがとうございました!!」とでも言いたげな構図ですね。
そして次の瞬間、一夏はベッドの上でした。
「見知らぬ、天井」
これ思い浮かべた人、多かったでしょうね。
●ココ省略したらダメだろう。
エヴァにも似たような演出ありましたが、あれはあとでちゃんと戦闘シーンをやりました。
斬っても撃っても倒れないターミネーターみたいな敵をどうやって倒したのか。
視聴者は凄く知りたいと思います。
まるで打ち切りマンガみたいな幕引きに唖然となりました。
●萌えとハーレムがあれば・・・。
鈴音とセシリアは可愛かったです。
そして戦闘はオマケと考えた方が良いみたい、という所で次回です。
ようやく性格のキツくないメインキャラが出てくるみたいです。
また予告で「一夏は美少年」という設定を知りビックリしました。
次回はIS 〈インフィニット・ストラトス〉 第05話 『ボーイ・ミーツ・ボーイ』です。
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