あらすじ
世界最強の兵器で女性にしか扱えない「IS」 の出現により女尊男卑となった世界。主人公織斑 一夏は男であるにもかかわらず、ISの起動に成功してしまう。
「女の中に男が一人」 「ISに対する知識全くなし」という状態でIS学園に入学した一夏はそこで嘗ての幼馴染、篠ノ之 箒と再会するがその反応はそっけないものだった。
さらに唯一の男性IS乗りとして自分以上に目立つ一夏が面白くないイギリス人セシリア・オルコットがクラス代表の座を駆けてIS勝負を挑んできた。
という訳でいよいよセシリアとのISバトルです。
戦うに当たって何も分からない一夏は箒に助力を頼もうとするのですが、
箒が困ったちゃん過ぎます。
箒の姉こそ世界で唯一ISのコアを作れる人物である篠ノ之 束(しののの たばね) であることがクラスの話題となります。箒はこの話題が嫌いらしく「姉は姉、私は私」と突っぱねます。
そのくせ一夏にISのイロハを教授しようと女性が近づくと
「私は篠ノ之 束の妹だ」
と、姉の名前を借りて追い払う。
一夏に食事に誘われると断り、それでも食い下がると突き飛ばす。
「腕を上げた」と一夏が褒めたので収まりましたが、
これ普通に校内暴力だよね。
一緒に行く予定だった他の女生徒はドン引きです。
これらの所業で思いっきりクラスの空気を悪くしているのですが、どうなんでしょう。
そして一夏の特訓に付き合うのですが、剣術の稽古ばかりで最後までISの事は触れずじまい。
何一つ教えてくれなかった。
流石に知識0でISに載せて、一国の代表であるセシリアと戦わせるとか無謀すぎます。
一夏がお人好しだから助かっていますが、相当の問題児なんじゃないでしょうか。
姉も酷かった
一夏のISが代表決定戦当日まで来ないそうです。
何故試合日程を変更しない。
機体は当日、OSは未調整、全部その場で何とかして見せろという話です。
いきなり車を出してきて「じゃあ運転しろ」と言われてスイスイ乗りこなす人が居るでしょうか。
軍隊じゃありませんが、軍隊色が強いIS学校でこのやっつけ振りはどうなんでしょう。
軍隊と言うとかく「何が起こるか分からない」「現場の判断で臨機応変」というイメージがありますが、
それはあくまで最後の手段。
本来は事前に何度も訓練を繰り返し、更に何パターンもの作戦変更プランを用意して本番に臨むものなんです。
失敗が人の死に直結する以上、想定外の事態を極力減らすように準備万端整えるのが当たり前。
ぶっつけ、やっつけで部下に責任押し付けは上官として最低です。
結果一夏は調整もままならないIS「白式(びゃくしき)」で出撃することになります。
・激しい挙動が伴う戦闘中にOSを調整
・武器が何で何処にあるのかも分からない状態
しかもセシリアの武器は狙撃銃と遠隔砲台(つまりファンネル)、一夏の武器は剣一本という物凄いハンデです。せめて小銃は無かったのか。
官軍の新式銃に刀一本で突撃する新撰組ぐらい絶望的です。
それでもOS調整するまで耐え凌ぎ、いざ最適化された武器で相手を倒そうとしたら、
シールドの防御力を使う攻撃だったので負け。
そんな技使うからだと責められますが、その事を誰一人教えなかったのはあなたたちです。
一夏はセシリアの攻撃の欠点(ファンネルと銃撃を同時に行えない)を見抜いて隙を突くなど出来ることを精一杯やりました。
セシリアも分からん
ともかくもクラス代表決定戦に勝利したセシリアですが、様子がおかしい。
何故かデレモード入ってしまった。
ちょっと待って、あれは惚れるパターンですか!?
・ハンデをものともせず一夏が勝った
・トラブルが発生し、一夏に助けられた。試合は水入り
とかなら分かりますが、あの内容で惚れてしまうのはいささか不自然。
無論、
姉も箒もほとんど役に立たなかった
経緯を知れば同情するかもしれませんが、セシリアは知りません。
一夏△、姉とヒロイン▼
といった感じの話でした。主人公が頑張り屋なのに報われないのが何とも不憫。
いちおうヒロイン達をデレさせたから結果としては上々なんでしょうが、もうちょっと報われて欲しかった。
文句ばっかりですが
主人公には満足しているんです。ヒロインがヒドイン過ぎないかと。
でも多分酷いのは今回がピークだと思います。箒もセシリアもデレ始めましたので。
ヒロインたちには来週に期待という感じです。
あとセシリアのファンネルを叩き落したシーンは、
声優つながりでユニコーン想像しちゃいました。
次回は
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 第03話 『転校生はセカンド幼なじみ』
です。
今一人の幼馴染である中華娘が登場するみたいです。素直で優しい子であることを祈るばかりです。
じゃないと一夏が可哀想過ぎますので。
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