やはり異空間で死ぬと現世では永遠に行方不明、遺体も残らないみたいです。
魔法少女の最後はそういうもの。
苦しみを分かち合うものは居ない。
死して屍、拾うもの無し。
ヒーローの持つダークな側面がなかなか良く出ています。
憧れから魔法少女になろうとしていたまどかの夢が木っ端微塵に打ち砕かれます。
自分も頭を丸かじりされて死ぬかもしれない。
世界の為に命がけで戦い、誰にも知られずに消えていく。
そんな結末耐えられない。
マミの死はまどかの世界観すら変えてしまった。
この世には魔女が暗躍し、魔法少女が戦いを挑み、時には人知れず無残な死を迎えているからです。
クラスメートはそんなこと何も知らずに日々の生活を謳歌している。
ノンキに笑ってるけど、今世界は大変なんだよ!!
例えそんな事を言ったとしても、誰も知らないですからね。
そんな二人を見てキュゥべえは見込み無しと去っていきます。
意外と簡単に引き下がりました。
押して駄目なら引いてみろ、かもしれません。
実は魔法少女はそれなりの人数がおり、縄張りを決めているんだとか。
マミの空いたテリトリーの後釜になりたい魔法少女はいくらでも居るというのです。
後釜はほむらじゃないの?
ナワバリ被っちゃ拙いなら越してきた意味が無いです。
やはりキュゥべえのコントロールを受け付けない=当てにならないんでしょうね。
●もう直らないんだよ!!
さやかの「頑張れはきっと直る」と言う励ましに上条が言い放ちます。
先刻担当医直々に、回復不可能の烙印を押されたんだとか。
タイミング最悪ですね。医者に言われたら、そんな励ましは感情を逆撫でするだけ。
奇跡とか魔法でも無い限り不可能なんだよ!!
・・・奇跡も、魔法も、あるんだよ
どうやらさやかが魔法少女になる動機はこれで固まった様ですね。
そしてこの時タイミングよく窓の外にいるキュゥべえ。
絶対「してやったり」と思ってる。
●仁美ちゃんに魔女の口付けが。
マミさんはもう居ない、ほむらの連絡先は分からない。
やがて仁美と同じような人間が廃工場に集まり、混ぜちゃいけない液体をバケツに注ぎ始める。
生々しい自殺方法ですね。
●魔女に囚われるまどか
魔法少女無しで異次元に引きずり込まれるとまず帰れません。
まどか絶体絶命です。てっきりここで新キャラがでてくると思ったのですが、
来たのは契約したばかりのさやかだった。
獲物は剣ですか。
初仕事とは思えないほどあっさりと魔女倒しましたね。
あれだけの事があったのに何故契約したの!?
そう言いたげなまどかを軽口を叩いてなだめるさやか。
さやか強いですね。並々ならぬ決意で魔女になったはずなんです。
なのに逆にまどかに心配するなと気を使っている。
それだけにこの次アッサリと死んでしまいそうで凄く心配になってきました。
そしてマミ、ほむら、さやかに続く第4の魔法少女「佐倉杏子」が登場。
マミの様に面倒見が良いわけではなく、
ほむらの様に厳しいけど相手を思いやっているタイプでもなく、
魔法少女に多いとされる、私利私欲と打算で動くタイプみたいです。
こりゃほむら、さやかとの衝突は必至ですね、というところで次回です。
次回は魔法少女まどか☆マギカ 第05話 『後悔なんてあるわけない』です。
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