冒頭、右往左往する神官たち。
やはりフリュネはこの世界での重要人物の模様です。
そしてフリュネが盗んだ「世界の鍵」というのが気になります。
そして母っぽい人(声:島本須美)来た!!
彼女使った以上、ジブリを意識しているのは疑いようもありません。
フリュネの忘れ物から出てきた少女「ネッサ」
もしかしてこれが「鍵」なんでしょうか。とにかく物凄くテンションが高い。
データから出てきたのだから当然ドッペル・・・と思いきや、触れる。
所構わず出かけていき、
誰彼構わず話しかけ、
何でもかんでも触ってしまう。
最初は戸惑うばかりのクレインでしたが、
流石に周囲に迷惑をかけまくるに至ってうっとおしくなって来た。
悪さしてケラケラ笑っているのは明るいんじゃなくておかしいし不快に感じてしまいますね。
するとネッサに触れられなくなる。
興味があれば触れるし、無くすと触れなくなる存在なんでしょうか。
これを見たネッサ、何かを悟った様に自らクレインと別れてしまう。
一方でクレインはその帰りに例の三人組に拉致されてしまいます。
エンリたちはアホっぽいですが、彼女が兄様と呼ぶボスはちょっと出来る男みたいです。
クレインを開放するに当たり一言、
「ドッペルじゃなくて生身で感じたことは段違いに衝撃だ」
と投げかけてきます。
この家って、こんなに広かったっけ・・・
帰宅したクレインはここ数日の騒動の影響か、物凄い孤独感に襲われます。
一人は嫌だ、フリュネに会いたい、ネッサに謝りたい・・・
ネッサ来ました、ちゃんとまた触れます。
どうやって抜け出してきたのかはあえて聞くまい。
しかしエンリ達の陳腐な罠に引っかかって、そのまま捕まってしまったところで次回です。
●リアルセカンドライフ
この世界では生身の変わりにドッペルが何でもやってくれます。
つまりセカンドライフのアバターやオンラインRPGのキャラクターが現実に逆輸入されたような状態です。
●この作品が持ち出したテーマ
それは「人と居ること」「生身で経験すること」の素晴らしさを再認識させようというものではないでしょうか。
ネット上、パソコン越しの付き合いが多くなり、半ばバーチャルに移行しつつある現在。
人と会わなくても買い物が出来る、仕事が出来る環境が整いつつあります。
つまり現在とはフラクタルに繋がる過去そのものという訳です。
これが本当だとしたら、わりと壮大なテーマを持ったアニメかもしれませんね。
尚、
フラクタルには次回の予告がありません。
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