宝石の国(3)[市川 春子] 宝石は冬眠する。

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フォスのデビュー戦。
これが散々な結果でした。
アメシスト達があっさり月人を撃破、流石に剣の達人だけあります。
どうやら新型らしく、金剛先生を呼んでくるようフォスに指示が飛ぶ。
フォス動けない。
これが油断だったのか、巨大なハサミでアメシスト一網打尽。
フォスまだ動けない…アメシスト見殺しにしちゃう!死にはしませんが。
幸いやって来たボルツと金剛先生によってアメシスト達は助かった。
鬼の形相で「何をしていた」とフォスを詰問するボルツ。
何もしていませんでした。


謝ったら謝られた。
怖くて動けませんでした。
復活したアメシストに土下座するフォス。
ところがアメシストから「ごめん」と逆に謝られてしまう。
これがフォスにとって攻められるより辛い。
最初から戦力外だと思われていたようなもの。

折角の速い足も何の役にも立たなかった。
悔しさを爆発させるように夜の闇を疾走するフォス。
夜の見回りをするシンシャを見つけますが、合わせる顔がない。
そんなフォスの気持ちとは関係なく、冬が訪れる。

におもきまずー!
アニメで最初聞いた時意味が分かりませんでした。
「荷が重い、気まずい」って事だったんですね。
宝石たちは冬眠準備で大わらわ、まるでお祭り前夜みたいな騒ぎです。
フォスは悩みを引きずっていて冬眠に乗り気じゃないと。
何故か冬担当のアンタークチサイト(以後アンターク)にまでぶーたれている。
硬度大して変わらないのにずりー。
ここらへんはいつものフォスですね。

みんなが冬眠に入ると、入れ替わりに冬担当のアンタークが目覚めました。
常温では液体で、寒ければ寒いほど強くなる特異体質です。
ショートカットにキリッとした顔、流石に金剛先生と二人で冬を任されるだけある。
そう思ったら先生にハグして甘えだした。
クールキャラと思ったのにこのギャップたまりません。
そしてフォスが柱の陰から覗き込んでいるのにビックリ。

寂しい<先生と一緒。
だからフォスが加わるのが嫌なんでしょうね、アンターク。
しかし「例年のアレ」という弱みを握られてしぶしぶ同行することに。
さぞやイビられるんじゃないのか、と思ったらそこは真面目でした。
何も出来なかったのが悔しくて眠れない。
フォスのこの言葉に意気を感じたのかもしれません。

こうしてアンタークを師匠と仰いだフォスの修行が始まった。
冬の月人の襲撃は少ないですが、他にやることがあります。
宝石たちの眠りを妨げる流氷の破壊。
これが「ギャアアアアア」とまるで悲鳴のような絶叫です。

ピンヒールは伊達じゃない!
これで流氷に傷をつけ、氷ノコみたいな剣で一気に砕くと。
やってみろ→出来るか!
早くもやる気が削がれつつあるフォス、冬は光も少なくて力が出ないですし。
低硬度から勇気を取ったら何も残らない。
なんて少年漫画チックな台詞なんだ。
思ったより付いてきている、と褒められたフォス。
しかし「足に比べて腕が弱い」というアンタークの物言いがより印象に残ってしまう。

やめろ…。
腕が弱いなら腕も取り替えれば、という誘惑に駆られるフォス。
切り落としても代わりにつけるものが無いだろうに。
察したように流氷が不安を煽ってくるのが何とも。
何とか踏みとどまったと思ったのも束の間、フォスが海に落ちた。

アンタークが引き上げるものの、ものの見事に両腕がない。
すぐさま潜って捜索するのに見つからない。
噛み切られたにしても、一片も残っていないのはどうしたことか。
これにアンタークが物凄く責任を感じてしまう。
フォスは周りの人に恵まれていますね。

緒の浜へGO!
アンターク曰く、金と白金ばかりで使えない。
現代人ならよだれを垂らしそうですが、柔らかくて重いのでくっつけるには無理があると。
一応仮止めしますがやはり重くてダメ、そう思ったらニョキニョキ動き出した。
明らかに暴走している、そしてこのタイミングで月人襲来です。

冬を任されるだけあってアンターク強いですね。
しかし学校の方が気になった、その油断を突かれました。
腕を折られて釣り上げられてしまう。
今回の月人も新型でした。
先生のことを忘れたらどうしてくれる!
フォスとは対照的に、一片でも欠けたくないアンタークの怒り爆発です。 

自分よりフォスを気遣う。
動けないフォスの目の前で砕かれるアンターク。
しかし彼は「喋るな、気づかれる」と最期までフォスを思いやっている。
自分は守られてばかりで何も出来ないフォス。
さっさとしろクズ!
自分自身に対して怒り爆発したフォスが…遂に覚醒した。

金と白金の重さに悲鳴を上げるフォスの体。
しかし割れたところを金で無理やり補修、月人に向かっていくフォス。
怒りが恐怖を凌駕していますね。
しかし時既に遅し、アンタークを回収した月人はあっという間に遠ざかっていく。
覚醒しても勝てない。
やっと出たフォスの勇気が報われない。

そしてフォスは変わった。
アンタークの登場短かったですが、フォスに与えた影響は絶大ですね。
髪が短くなったのは、アンタークをリスペクトしているからでしょうか。
月人が出てきても「報告」と無表情。
更に攻撃は金と白金の合金でらくらく防御、強者感バリバリです。
報告を終えると確認のために一人月人に向かって行く、そして一撃で撃破。

ツメが甘い所がまだフォスっぽいといえばそうですが、面影が殆どありません。
アンタークを失った悲しみと金剛先生と二人だけという状況がフォスをここまで変えてしまった。
しかしその強さは危ういものでした。
寝ないのではなく眠れない、アンタークが砕ける幻覚を見るから。
強さの源泉はトラウマなんですね。

ルチルもビックリ。
起こしてくれたのがアンタークだと思ったらフォス。
しかも見た目も雰囲気もぜんぜん違うと。
一緒に寝ていたはずなのに何故起きている、そしてその姿は一体何。
疑問がいくらでも浮かんでくるでしょう。
それでもシンシャを呼んできて欲しいと頼んだルチルは流石です。
その後「におもきまずー!」と言っていたのを思い出すのですが、
シンシャって誰だっけ。
まさかシンシャの記憶を失うとは思わなかった。
もうアンタークのほうが大事な存在になっちゃったって事でしょうか。 

登場人物紹介。
前巻と被っている子が居ますが、紹介内容は微妙に変わっています。
ジェード:議長とは雑用係であることに気づき始めた。
彼女はとことん不遇な扱いなのか。

巻末四コマ「冬のくに」。
本編のシリアスな雰囲気とは打って変わったコミカルな内容です。
アンタークとこんな楽しいやり取りがあったんですね。
ボルツや金剛先生のエピソードはアニメで本編に取り入れられていましたね。 

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