ベン・トー サバの味噌煮290円(集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫] - こいさんの漫画・ライトノベルの感想

ベン・トー サバの味噌煮290円(集英社スーパーダッシュ文庫) [文庫]

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シンプル・イズ・ベスト。
ライトノベルには特殊な造語や独自の設定が多く読みづらいものがあります。
そんな中半額になった弁当を力づくで奪い合うという単純な内容が逆に目を引きます。 
戦後の日本でもこんな食料の奪い合いは無かっただろうとは思いますが、フィクション描写はこの部分のみなので納得できます。

いっぽうで文章にくどい修飾が多いというライトノベルらしい文章なので、正直読みづらい部分はありました。特に戦闘描写は映像で見ないと分かりにくい部分だけに文章を熟読しないと頭に入ってこない。
あとがきが頭にスイスイ入ってくるほど出来が良いのに何とも不思議です。
しかし読んでいるうちに慣れました。

キャラクターでは何と言っても主人公佐藤と槍水先輩の存在感が際立っています。
熱血タイプで腕力もそこそこある一方、勉強も出来るとかなりハイスペックな人物。
なのにバカっぽく見えるのがバランス良いですね。

槍水先輩は佐藤から見てかなり美人らしいのですが、色っぽい描写は今のところ皆無。
常にクールで半額弁当にしか興味がなさそうな感じが逆に良い。
この関係が今後どうなっていくのかが興味深いですね。

あまり深いことを考えず、単純に笑える話しが見たいという人に向いていると思います。

アニメ版との違い。
原作を端折って作っているので、アニメとは展開が違ったor分からなかった事が色々出てきます。

白梅梅は普通だった。
アニメでは突然出てきて佐藤を殴る蹴るして去っていくばかりの理不尽キャラ。
しかし原作では当初普通に佐藤と話していた。
彼女がおかしくなるのは佐藤と白粉が怪しいと感じてから。

槍水先輩は最初怖い人。
弁当を奪い合いしている事など全く知らなかった佐藤に対し、初対面で槍水先輩はかなり高圧的に対応しています。
正直どこのヤンキーだよと思いました。

ダンドーと猟犬群に対する佐藤の対応もまとも。
アニメでは殆んど不意打ちに近い形で離反した佐藤ですが、原作では筋を通しています。
弁当争奪戦が始まる前にちゃんと理由を言って抜けている、その後で敵対してるんです。
アニメの佐藤は突然殴り始めるので卑怯臭く見えました。 

白粉がいきなり変態全開。
アニメでは徐々に明らかになっていく白粉の変態性。
当初は気の弱いメガネっ子にしか見えなかった。
その為はじめは佐藤と白粉が良い仲になるのかな?と思った人も多いと思います。
原作では早い段階で白粉の筋肉好き・ホモ描写大好きなのが露呈しています。

石岡くんと広部さん。
アニメではまるごと省略されていましたが、原作では過去の同級生として、
間抜けな同級生・石岡くん。
憧れのマドンナ・広部さん。
この二人のエピソードが頻繁に挿入されています。

原作では内本も白梅に殴られる。
アニメではドMっぽく振舞っていながら、自分は決して殴られず傍観者に徹する。
こいつニワカMじゃないのかと思っていた内本。
原作では佐藤との絡みがかなり多い上、自身も白梅に殴る蹴るされて大喜び。
真性のドMであることが分かります。 

これらの違いに注目するとより楽しめるかもしれません。

公式サイトウィキペディア

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